雇用統計から買い時・売り時を掴む!
日経225miniの原資産となっている
日経平均株価の値動きは、経済動向に影響を受けます。
そのため、経済動向を掴むことは、
日経225miniの投資を行う上で非常に重要です。
経済動向は、様々な経済指標から
総合的に判断することでより明確になります。
経済指標には、生産指数や物価指数、消費者物価指数などの消費・物流に関するものの他に、失業率や有効求人倍率などの雇用に関する指標があります。
雇用は、株価にどのような影響を与えるのでしょうか?
景気が上向いて、生産や消費が拡大すると、拡大した生産を賄うために雇用が拡大されます。
逆に、景気が下向きになると、
個人消費の落ち込みや企業の資金繰りの悪化などによって雇用が縮小されます。
そのため、失業率の低下や有効求人率の増減から、景気の動向を知ることができます。
つまり、これらの雇用統計が良ければ、景気が上向きで株価の上昇が見込めるため「買い時」、悪ければ景気が下向きで株価の下落が予測されるので「売り時」と判断することができます。
有効求人率が増加した、失業率が悪化したなど雇用に関するニュースは、
テレビや新聞の報道でも頻繁に扱われるため、耳にする機会も多いでしょう。
こういった報道1つからも景気動向を探り、日経225miniの取引に役立てることが出来ます。
経済動向に影響を与えるのは日本の雇用統計だけではありません。
我が国最大の輸出先である
アメリカの雇用統計も影響を与えるため、合わせて確認するようにしましょう。