日経225miniで利益をあげる買いの場合
日経225miniの取引は、買い建て、
売り立てのどちらからでも始めることができます。
取引を始めようとする時点で、今後日経平均株価が
上昇すると予測した時には、買い建てから入ります。
買い建てで取引に入った時の利益は、
「安い時に買って、高い時に転売する」ことで発生します。
日経225mini1枚を1万円で買い建てて取引を始めた後、
予測通り日経平均株価が上昇して1万100円になった時に転売をしたとします。
日経225miniは日経平均株価の100倍の金額を取引するので、約定金額で考えると
100万で買い建てた株価を101万円で転売したことになり、1万円の利益が発生します。
逆に、予測に反して株価が下落した時には損失となります。
少ない金額で、大きな金額を運用するレバレッジの
高い日経225miniでは、少しの値動きが大きな損益につながります。
そのため、利益が出た時よりも損失が出た時のリスク管理が重要になると言えるでしょう。
日経225miniには、限月に応じて
4か月から6か月の取引期間が決まっています。
もし株価が下落して、預け入れた証拠金以上の損失が出たとしても、
追加証拠金の預け入れを行えば取引期間内の取引を継続することが可能です。
ただし、決済日を迎えた時点でどんな市場局面であっても、
必ず決済を行わなくてはいけません。
現物株取引と違って、株価が再び上昇するまで
保有しておくことが出来ませんので、損失が出た時は損失が
拡大しないように早めに損益確定をして損切する判断が大切になります。