日経225先物と日経225mini価格は別物
日経225miniや日経225先物は、日経平均株価の原資産とした先物商品です。
これらの先物商品は、日経平均株価そのものを先物取引として売買されているものと思われがちですが、日経平均株価と日経225先物、日経225miniの価格はそれぞれが別の物です。
日経225先物は10円、日経225miniは5円刻みで値動きしますが、原資産である日経平均株価には刻み値が存在しないことからも、別の価格であることがわかると思います。
よって、当然個別の値動きをしますが、上昇や下降の値動きの傾向は連動しています。
日経225miniの値動き自体は、新聞やテレビなどでは報道されません。
では、日経225miniの値動きはどのように、把握するのでしょうか?
日経225miniの原資産である日経平均株価は、東証1部に上場している代表銘柄225社の株価を平均している指数で、日本の経済力を表す重要な指標でもあるため、その動向は新聞やテレビなどの報道で詳細に伝えられます。
これらの情報は、日経225miniの値動きを知るために非常に重要な情報となります。
その他にも、日本市場が動いていない時間帯に取引が終了される
シカゴ・マーカンタイル取引所の日経225先物の値段を参考にすることもできます。
これは、大阪証券取引所の始値に
シカゴ・マーカンタイル取引所の終値に近い価格が付くことが多くあるからです。
実際の日経225miniの値動きは、証券会社のオンラインシステムで確認することが出来るので、
パソコンやモバイル端末は先物取引を行う上で必需品であると言えるでしょう。