景気を判断する上でもっとも重要な指標
株価の変動には、様々な要因が複雑に絡みあっています。
日経225mini取引で先行きを予測するためには、市場を取り巻く状況や過去のデータを分析し、日経平均株価の動向を知ることが大切です。
日経225miniの投資を行う上では、
経済動向を知ることが大切です。
経済動向を知るためには、
様々な経済指標を知らなくてはなりません。
「GDP(国内総生産)」は、景気を判断する上でもっとも重要な指標となっています。
GDPとは、国内で生産された商品・サービスの総生産額の事です。
営業余剰や雇用者報酬、海外財産所得などを含める必要があるので、
GDPは企業利益そのものではありませんが、ほぼ等しい動きをすると考えられます。
つまり、GDP成長率が前年に比べて高くなると、
企業利益が高くなり、国内の経済は成長していると判断することができるのです。
逆に、GDP成長率が前年に比べて低くなっていると、企業利益が落ち込み、
国内の経済は後退している、つまり不景気であると判断することが出来るのです。
一般的に企業の株価は、企業の利益増加率に比例して上昇します。
そのため経済が成長すると、株価も上がります。
主要な上場企業の株価があがると、それらの銘柄を含む日経平均株価も上昇します。
つまり、GDP成長率が上向きの時、
日経平均株価の先行きは上昇すると予測されるので、日経225miniは買い時となります。
逆に、GDP成長率が下向きの時は、
日経平均株価の先行きが下落すると予測されるので、日経225miniは売り時となるのです。